令和皇室レポート

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宮邸改修などに計50億円! 秋篠宮家の血税濫費と裏マネー

 今上陛下の一世一代の大嘗祭について、「身の丈にあった儀式にすれば」と公費支出に苦言を呈した秋篠宮さまだが、ご自身のお住まいにかかる莫大な公費についてはどう思われているのだろうか。

  「宮邸改修40億円」「仮住まい10億円」、計50億円という濫費 

 秋篠宮さまは、皇嗣になられたことに伴い、身の回りの全てをアップグレードされた。お住まい(赤坂御所の秋篠宮邸)は皇嗣家にふさわしい規模にするため、約40億円の予算で改修される。工期は3年で、すでに予算は承認され着工している。その間の仮住まいとして「御仮寓所」が約9億8000万円で新設され、引っ越し代を含めると10億円以上が使われた。

 この御仮寓所の建設費の坪単価は、約235万円にもなる。一般的なホテルの建築でも内装費を含めた坪単価は200万円前後といい、この仮寓所の建築費がいかに高額なものかわかる。宮邸改修費用と合わせると、投じられる税金は50億円にものぼる。(注1)

 「新居改修3億3000万円」で批判浴びた英国ハリー王子夫妻 

 海外の王室と比べてみても、秋篠宮邸の住居費は異様に高い。イギリス王室からの脱退が話題になったハリー王子とメーガン妃は、ウィンザーのフロッグモア・コテージを改修して新居としていたが、改修には税金から約3億3000万円が投じられた。国民ひとりあたり約169円になる計算だが、それでも市民団体からは、公共予算が削られるなかで王室費が大幅に増えるのは言語道断だと批判する声が上がった。秋篠宮ご夫妻の場合は3億円どころではない、改修に40億円、仮住まいに10億円である。そんな豪華過ぎる改修や仮住まいの建設がほんとうに必要だったのか、甚だ疑問だ。(注2) 

親王用新車「1000万~1500万円」、小室母子の警備費「1億5千万円」

  それだけではない。皇嗣家となるのに合わせ、眞子さまと佳子さまを送迎するための車も買い替えた。お二人は黒のトヨタ「レクサスLS」で参内されているらしいが、新車購入価格は1000万~1500万円ほど。以前の車が古くなったからではなく、より値が張る車にグレードアップしたのだという。2017年に眞子さまと婚約内定が決まった小室圭氏とそのご母堂の警備費も話題になった。報道によれば、2年で1億5千万円にものぼるという。これらも全て税金だ。(注3) 

皇族費は年間「1億2810万円」――皇嗣となり3倍にUP

  秋篠宮さまが皇嗣となることにより、私的な生活費である「皇族費」はそれまでの3倍の9150万円(3050万円×3)となり、一家5人で年間1億2810万円が国庫から支払われている。なぜ3倍なのか。皇嗣の皇族費を決めた有識者会議の最終報告では、天皇の代わりに職務にあたる「摂政」を根拠としてあげている。皇室経済法には摂政を務める皇族の皇族費は定額の3倍という規定があり、これにならったというのだ。しかし、皇嗣は退位特例法で「皇太子の例による」とされており、摂政ではない。

 そもそも、秋篠宮さまは摂政(天皇に代わる職務)どころか、皇太子としての公務もすべては引き継がず、皇太子には許されない「謝礼付き公務」を継続している。ちなみに、今上陛下の皇太子時代、ご一家3人で使えるお金は、内廷費の3億2400万円から人件費(約3分の1)を引いて残った金額のうち25%といわれていた。(注4) 

「謝礼付き公務」の金額は不明、申告なし課税なし

  宮内庁ホームページによれば、秋篠宮さまは総裁職14件、紀子妃は総裁職4件に就いておられる。総裁職は表向きは無報酬とされるが、なんらかの名目で謝礼金が出ている可能性は大いにあるだろう。総裁職以外に、ご一家は鑑賞系公務やイベントのテープカット等にも頻繁に姿を見せておられ、その謝礼金(名目は「お車代」等)は、1件あたり百万円はくだらないと囁かれている。はっきりした金額は宮内庁も把握しておらず、とうぜん申告も課税もない。謝礼付き公務でも「移動や警備にかかる費用」は税金であり、着用する高価な衣装代なども公式行事用とすれば税金(宮廷費)から支出される。

 税金に苦しむ国民が、「公務と称しながら実際は莫大な報酬を得ているのではないか」「裏金が動いているのではないか」と疑ってしまうのも無理はない。(注5)

紀子妃の裏金作り--「元宮内庁職員」の告発

  元宮内庁職員を名乗り、ブログ「皇室是々非々」を運営する小内氏(仮名)は、次の記事を公開し、「紀子妃の裏金作り」のテクニックを暴露している。

  1. 紀子さま「ブランド品転売」で荒稼ぎ 鬼公務の裏で財テク
  2. 紀子さま、海外に「公務なのに私的訪問」の矛盾 眞子さま「破談金」を調達?
  3. 紀子さま「国際親善」で荒稼ぎ 定価の10倍以上で「壺」を買う理由 

「ブランド品の転売」で業者が定期訪問

 (1) が教えるのは、公務先で贈呈される高価なブランド品を業者に転売し換金するという方法だ。一例として2018年10月、紀子妃が結核予防会の総裁としてオランダの国際会議に出席した際、お土産に贈られたバーキン2つとロレックス3つを、帰国後に340万円で転売したという生々しい話が紹介されている。秋篠宮家には、こうしたブランド品を買い取る専門業者が月イチほどの頻度で訪れているという。 

公私混同の「並行輸入」で大儲け?

 (2) は、紀子妃のオランダ訪問をスクープした読売新聞(2020/01/01)が、「総裁を務める団体の公務として私的訪問になる見通し」と書いたことを批判する。紀子妃の「公私混同」を新聞が認めてしまったことになるというのだ。公務であれば渡航費や警備代などは公費から出るが、私的訪問と位置付けると公的性格が曖昧になる。すると、次のようなことになりかねないという。

 海外公務は「国内公務以上に金品の授受がザル」であり、「ヴィトンやエルメスといった海外ブランドを山ほどいただく」ことになる。紀子妃はオランダ、スペインへ訪問予定と書かれたが、2回の海外渡航ともなれば「数千万円分のブランド品をノンチェックで仕入れることが可能」であり、これらを「転売すれば大儲け」できる。

 小内氏は、秋篠宮家は「並行輸入品通販会社」ではないと嘆き、「長女の破談金捻出のためにブランド品転売か?」などと妙な噂が立たないように祈るとしている。 

高額贈答品の「キックバック」という裏ワザ

 (3)では、(1)(2)で述べた転売とはまた違う裏ワザが紹介されている。皇室が国際親善で他王国を訪問する際には贈答品の交換が行われるが、贈り物の予算制限はない。

 平成時代、親善訪問が決まった秋篠宮家に、宮内庁職員が出向いて相手国への贈り物について伺いを立てた。紀子妃がカタログを示し、A店の皿、B店の壺を指定。どちらも「秋篠宮家御用達」の店で、カタログに値段は書いていない。担当職員が店を訪れて値段を確認すると、皿が600万円、壺が500万円。この2点が定価通り購入され、親善訪問の折に先方に手渡された。ところが、その後半年経った頃、この皿や壺は「定価の十倍以上で買わされた」ことが判明したという。前にも同じようなことがあったこと等から、「店側から秋篠宮家へキックバック?」という疑惑が浮上した。

 これらの記事内容が事実かどうか、小内氏が本当に元宮内庁職員であるかどうかは、筆者には確認する手立てがない。しかし、もし事実なら由々しきことであり、真偽が明らかになることを願いたい。(注6)

 (文責:秋篠宮さまの立皇嗣に反対する有志一同)

 

★立皇嗣に反対するキャンペーン(電子署名)実施中です。賛同をお願いします!
秋篠宮さまの「立皇嗣」に反対します。民意を無視して「次の天皇」を決めないでください!
http://chng.it/xBWt8FhdM4

 

参考資料とURL

 <注1>「宮邸改修40億円」に「仮住まい10億円」、計50億円という濫費

・秋篠宮家 仮新居は10億円!建築概要書から見えた驚きの全貌(女性自身 2019/02/19) 

https://jisin.jp/domestic/1712977/ 

・秋篠宮ご一家の仮住まい「御仮寓所」公開(日本テレビ系 2019/02/08) 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190208-00000003-nnn-soci 

・上皇ご夫妻住まい改修費に7億円 宮内庁が概算要求 (日経新聞 2019/08/29) 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49163450Z20C19A8CR8000/ 

 

<注2>「新居改修3億3000万円」で批判を浴びた英国ハリー王子夫妻

・Harper’s BAZAAR.com (2019/06/25)

https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a28189521/meghan-markle-frogmore-cottage-renovation-cost-taxpayers-190626-lift1/ 

<注3>内親王用新車「1000万~1500万円」、小室母子の警備費「1億5千万円」

・秋篠宮家が「皇嗣家」に変わったことと「自己流」の理由(女性セブン2019/5/30)

https://www.news-postseven.com/archives/20190520_1372549.html

・小室圭さんの警備費用、2年で1.5億円を投入か(女性セブン2018/4/26)

https://www.news-postseven.com/archives/20180412_666493.htm 

<注4>皇族費は年間「1億2810万円」――皇嗣となり3倍にUP

・天皇家のお金の話 秋篠宮家の皇族費が3倍の1.2億円に(女性自身 2019/10/19)

https://jisin.jp/domestic/1786873/

・天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議 最終報告 (2017/04/21)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/pdf/saisyuhoukoku.pdf

・新天皇の主要地方公務4つに「国民文化祭」加わる (日経新聞 2019/01/31)

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO40744090R30C19A1CR8000?s=0

・新天皇、四大地方行事に出席…宮内庁調整(読売新聞2018 /11/23)

・重要地方公務 秋篠宮さまら分担継承へ 新天皇も一部(毎日新聞 2018/11/21)

→秋篠宮様は“皇嗣詐欺”だ!(キリアキ 2018/11/23)

http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-169.html

・宮内庁について>予算

https://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/yosan.html

・森暢平著『天皇家の財布』(新潮社、2003/06/01)

・雅子様が「スーツやドレスを新調しないのは当たり前」という意見について(準備室、2013/06/27)

https://blog.goo.ne.jp/index2013/e/17d92cd8241569892c0532999539d317 

<注5>「謝礼付き公務」の金額は不明、申告せず課税なし

・秋篠宮さまが就かれている総裁職など(宮内庁)

https://www.kunaicho.go.jp/about/history/history03.html

・秋篠宮家の「バイト公務」と「金銭感覚」 皇室と経済のザル関係(皇室是々非々 2019/11/19)

https://koshitsu.info/archives/194

・外廷皇族(宮家の皇族)の懐事情に関する疑問にお答えします(列外派星くず日記 2019/05/20)

http://retsugaiha.blog.fc2.com/blog-entry-2437.html

・「典子女王」婚約で「忙しくなるわ」と洩らした「紀子さま」(週刊新潮 2014/06/12)

→「公務による謝礼」と「仕事しているフリ」が欲しいだけ?秋篠宮家が公務をしたがるワケとは(キリアキ 2017/12/12)

http://www.princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-99.htm 

<注6>紀子妃の裏金つくり――元宮内庁職員の告発

・紀子さま「ブランド品転売」で荒稼ぎ 鬼公務の裏で財テク(2019/11/20)

https://koshitsu.info/archives/214

・紀子さま、海外公務で「マネーロンダリング」 500万円の「壺」が玄関に飾られるまで(2019/12/07)

https://koshitsu.info/archives/463

・紀子さま、海外に「公務なのに私的訪問」の矛盾 眞子さま「破談金」を調達?(2020/01/02)

https://koshitsu.info/archives/794

・紀子さま「国際親善」で荒稼ぎ 定価の10倍以上で「壺」を買う理由(2020/02/24)

https://koshitsu.blog/?p=108